HOME > お知らせ > SARS-CoV-2舌下ワクチンについて、カニクイサルでの非臨床試験に関する論文がBiology Methods and Protocols(BMP)に掲載されました。 (2023-09-14)
2023/09/14
SARS-CoV-2舌下ワクチンについて、カニクイサルでの非臨床試験に関する論文がBiology Methods and Protocols(BMP)に掲載されました。
気道(鼻腔、口腔)感染する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染を防ぐには、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の侵入経路の気道における分感染防御抗体・分泌型IgA抗体産生の誘導が重要となります。
弊社ではヒトモデルとしてカニクイサルを用い、SARS-CoV-2 -RBD抗原 及び poly(I:C) アジュバントの免疫原をカニクイサル舌下に投与して、RBD抗原特異的分泌型IgA抗体産生を誘導する舌下ワクチンについて成果を得ました。これらの内容に関する論文が下記の国際専門誌に掲載されました。
・Authors: Tetsuro Yamamoto, Masanori Tanji, Fusako Mitsunaga,
and Shin Nakamura*(*Correspondence)
・Title: SARS-CoV-2 sublingual vaccine with RBD antigen and poly(I:C) adjuvant:
Preclinical study in cynomolgus macaques.
・Journal: Biology Methods and Protocols, 2023, bpad017.
https://doi.org/10.1093/biomethods/bpad017