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2023/04/27
高コレステロール血症アカゲザルにおいて、その起因がLDL受容体のmutationによる事を明らかにし、その論文がJ. Med. Primatol (2023)のOnlineで掲載されました。
自然発症の家族性高コレステロール血症が見られるアカゲザルにおいて、その高コレステロール血症の要因がLDL受容体のoligomeric mutationに起因する事を明らかにしました。同時に、この遺伝子変異がLDL受容体の活性及びmRNA発現の部分阻害に関係し、心血管リスクの危険因子になることも示しました。
・Title: Hypercholesterolemia induced by spontaneous oligogenic mutations in rhesus
macaques (Macaca mulatta) in Journal of Medical Primatology has the following
publication status:
・Authors: Akiko Takenaka, Juri Suzuki, Hiroyuki Tanaka, Kumiko Hibino,
Yoshiro Kamanaka, Shin Nakamura, Fusako Mitsunaga, Yoshi Kawamoto,
Mayumi Morimoto, Seitaro Aisu, Takayoshi Natsume.
・Journal : J. Med. Primatol(2023), published online;DOI: 10.1111/jmp.12642.