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2024/04/05

Poly (I:C) アジュバントを用いたインフルエンザ舌下ワクチンについて、カニクイサルにおける免疫応答の分子機序に関する結果が“Preprints”のpreprintとして掲載されました。

インフルエンザの感染防御を目指した粘膜ワクチンの開発試験の一環として、カニクイサルでの試験結果がPreprint.orgのpreprint版として掲載されました。
インフルエンザの感染を防ぐには、インフルエンザウイルスの侵入経路となる外気道(鼻腔、口腔)における粘膜免疫・分泌型IgA抗体産生の誘導が重要となります。昨年は、サルモデルでの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する舌下ワクチンの受託開発試験を実施し、その成果を論文公表しました。
本年はサルモデルでのインフルエンザ舌下ワクチンの受託開発試験を行い、ワクチンによる免疫応答及び安全性の分子機序について一定の成果を得ました。これらの成果内容についてのpreprint(未査読)論文が下記のon line専門誌(Preprints)に掲載されました.

・Authors: Tetsuro Yamamoto, Makoto Hirano, Fusako Mitsunaga, Kunihiko Wasaki,
Atsushi Kotani, Kazuki Tajima and Shin Nakamura* (*Correspondence).

・Title: Molecular Events in Immune Responses to Sublingual Influenza Vaccine with Hemagglutinin Antigen and Poly(I:C) Adjuvant in Nonhuman Primates, Cynomolgus Macaques.

・Journal: Preprints 2024, 2024040035.
https://doi.org/10.20944/preprints202404.0035.v1

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