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2023/09/19
SARS-CoV-2舌下ワクチンの有効性/安全性/分子メカニズムに関する論文がArchives of Microbiology & Immunologyに掲載されました。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する感染防御ワクチン開発の一環として、舌下投与ワクチンについてカニクイザルを用いた非臨床試験を実施しました。ワクチンの安全・効果(IgA抗体産生・ウイルス中和抗体)及び免疫応答の分子機序(DNAマイクロアレイによるゲノムインフォマティクス)などについて、2種アジュバント( poly(I:C) 及びAddaS03)の詳細な比較解析を実施し、その成果が下記の国際専門誌に掲載されました。
・Authors: Tetsuro Yamamoto, Fusako Mitsunaga, Kunihiko Wasaki, Atsushi Kotani,
Kazuki Tajima, Masanori Tanji, and Shin Nakamura* (*Correspondence).
・Title: Mechanism Underlying the Immune Responses of a Sublingual Vaccine for
SARS-CoV-2 with RBD Antigen and Adjuvant, Poly(I:C) or AddaS03, in
Non-human Primates.
・Journal: Archives of Microbiology and Immunology. 7 (2023): 150-164.
DOI:10.26502/ami.936500113